アクサーインスピレーション：Edmonds+Lee Architects設計の「Switchback House」

“「ホームスパ」という考えを重要視しました。家を安らぎの場としてとらえるのであれば、あらゆる可能性を利用してその価値を強調すべきだと考えました。”
ヴィヴィアン・リー \(Edmonds + Lee Architects\)

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設計：Edmonds + Lee Architects

サンフランシスコを拠点とするデザイン・開発・建築事務所であるEdmonds + Lee Architectsは、住まいや暮らしへの現代的なアプローチで国際的に知られています。私生活上のパートナーでもあるロバート・エドモンズとヴィヴィアン・リーが自分たち、そして2人の子供のために設計したSwitchback Houseでは、光、空間、表面、素材、そしてフォルムの無限の可能性が追求されています。

量よりも質

地価が高く、敷地も狭い上、ゼロから家を設計する機会がほとんどないサンフランシスコでは、建物の床面積を最大化する傾向にあります。エドモンズとリーは、自分たちの家をつくるにあたって別の方法をとることにしました。二人は上質な生活、そして健康と幸福のために、癒しの場となる家をつくることにしました。自身と2人の子供たちのために設計したSwitchback Houseは、自分たちが描くコンパクトラグジュアリーを非常に魅力的なかたちで実現したものです。

理想の空間をデザインする

ベッドルームを4つではなく3つに限定し、無駄なスペースを排除して、広々とした流れのある空間を作ることで、コンパクトな空間を信じられないほど広く感じさせることに成功しました。彼らの最も大胆な決断は、家を「上下逆」にすること、つまりベッドルームを1階に配置して、キッチン、ダイニング、リビングエリア、大きな屋外テラスを2階に移動させることでした。これにより、素晴らしい眺望と最適な採光を実現し、家族が最も多くの時を過ごす場所を風通しの良い広々とした空間にすることに成功しました。

アクサーウノとアクサーウルキオラが備えられたSwitchback Houseのバスルーム

アクサーでデザインを統一

エドモンズとリーは、Switchback Houseにアクサーを選びました。バスルームにはアクサーウノコレクションとアクサーウルキオラタオルラックが設置されています。フェニックスデザインによってデザインされたアクサーウノには、シンプルさ、本質的なものへの還元、そして機能が一目でわかるシンプルを極めた精神が息づいています。「とても明瞭でピュアなデザインです」アクサーウノの水栓について、エドモンズはこう表現します。「それ以上でもそれ以下でもない、単なる水栓が完璧な姿で反映されています。」その一方で、パトリシア・ウルキオラによるエキセントリックなフォルムとスタイルが芸術的にミックスされたコレクション、アクサーウルキオラについて、エドモンズは「厳格なミニマリストの陰に個性も見え隠れしている」と言います。エドモンズとリーは、キッチンのためにフィリップ・スタルクによるエレメンタリーなアクサースタルクコレクションを選びました。これらの3つのコレクションは、すべて「互いに完璧に調和している」とエドモンズは語ります。